由来の物語
編集部松江藩主だけが注文を許された「お留め菓子」――そんな由緒を持つのが、一力堂の「姫小袖」です。
創業は宝暦年間(1751〜64年)。二百六十年以上にわたって受け継がれてきた銘菓です。
かつては藩主しか口にできなかったという和三盆の落雁で、店には1700年代後半の製法書や1849年の木型が今も大切に残されています。
やさしい甘さの餡を包み、独自の製法で仕上げた口溶けは、茶席で今なお格別と評されるほど。京都・金沢と並ぶ「日本三大菓子処」松江の歴史と格式が、この小さな一粒に凝縮されています。お茶とともにじっくり味わいたい逸品です。
全国うまいマップ編集部
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