由来の物語
編集部早春の芽吹きをそのまま写し取ったような、若草色のそぼろが愛らしい松江銘菓「若草」。
明治7年創業の彩雲堂が、初代の執念で復活させた一品です。
もとは松江藩7代藩主・松平不昧公が好んだ菓子でしたが、一度は途絶えてしまいました。不昧公没後100年を機に、初代・山口善右衛門が古老や茶人を県外まで訪ね歩き、文献を頼りに再現したと伝わります。
やわらかな求肥を若草色のそぼろで包んだ姿は、まさに春の野そのもの。ふんわりとした口当たりとやさしい甘さは、松江の茶の湯文化が育んだ味わい。お茶うけに、贈り物にふさわしい銘菓です。
全国うまいマップ編集部
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