由来の物語
編集部だしのなかでくたりと炊かれた、まんまるの大根。
箸を入れるとほろりと割れ、ひと口で口のなかにとろけてしまうほど、やわらかいんです。
聖護院大根は、ふつうの大根とちがって、まるくて大きいのが特徴です。直径は15〜20センチ、大きいものは3〜4キロにもなります。文政年間(1816〜1830年)、京都・聖護院あたりの農家が、金戒光明寺に奉納された尾張の大根を譲り受けて育て、種を採り続けるうちに、この丸い姿になったと伝わります。
煮るとくずれにくく、あまみがぐっと深まる京野菜。薄く削いで千枚漬にしても、ぱりっとした歯ざわりが楽しめます。冬の京都を、まるごと味わう一品です。
全国うまいマップ編集部
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