由来の物語
編集部竹の筒を割ると、なかから琥珀色の羊羹があらわれます。
香るのは、干し柿のまろやかな甘み。
大垣は古くから渋柿「堂上蜂屋柿」の産地。干すことでとろけるほど甘くなるこの柿を菓子に活かせないかと、御菓子つちやの四代目が試みて柿羊羹は生まれました。収穫した柿を一つひとつ皮をむいて天日に干し、白い粉がふいたら種を抜いてすりつぶし、砂糖と寒天を合わせて竹の器に流す。その製法は今もほとんど変わりません。
五代目が考案した竹容器が、ほのかな笹の香りを移します。柿の自然な甘みがやさしく広がる、岐阜が誇る銘菓です。
全国うまいマップ編集部
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