由来の物語
編集部四角く切り分けられた押し寿司の断面に、錦糸卵の黄色、魚の切り身、野菜の彩り。
ひとくちほおばれば、甘めの酢飯と具材のうまみが重なって、お祝いの席にふさわしい華やぎが広がります。
大村寿しの始まりは、文明12年(1480年)。領地を奪い返した大村家16代・純伊を、領民たちが迎えた時のこと。食器が足りず、浅い木箱にごはんを広げ、魚や野菜をのせて押したものを供しました。将兵はこれを刀で角切りにし、手づかみで食べたと伝わります。
これが角寿しの起こり。以来、五百年あまり、大村では祝いごとや客人を迎えるたびに作られてきました。めでたい日にこそ食べたくなる、彩り豊かな一品です。
全国うまいマップ編集部
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