由来の物語
編集部スプーンですくうと、しゃりっと崩れる。
卵と練乳のやさしい甘さが、ひんやりと口の中でとろけていきます。長崎のミルクセーキは、飲むのではなく「食べる」のです。
生まれたのは、大正14年創業の喫茶店「ツル茶ん」とされます。長崎の厳しい夏を少しでもしのぎやすくと、砕いた氷を加えたミルクセーキを作ったのが始まりと伝わります。大正末から昭和の初めごろのことだそう。
それが評判を呼び、街じゅうの喫茶店に広がって、長崎の定番になりました。今ではかつての夏の風物詩も、一年を通して味わえます。スプーンですくう、ひんやり甘い思い出のような一杯です。
全国うまいマップ編集部
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