由来の物語
編集部ぐつぐつと煮える鍋に、牡丹の花のように盛られた猪肉——丹波の冬を彩る「ぼたん鍋」です。
味噌仕立ての熱い汁で、寒い季節に体の芯から温まる郷土料理です。
もとは明治の頃、丹波篠山に駐屯した兵士が捕らえた猪肉を味噌汁に入れたのが始まりと伝わります。やがて猪肉を牡丹の花のように美しく盛りつける工夫が生まれ、その名がつきました。今では丹波一帯の冬の風物詩です。家族や仲間で囲めば、寒い夜もぽかぽかと温まります。
白味噌仕立ての汁で煮込めば、猪肉の臭みは消え、滋味あふれる旨みだけが残ります。京丹波の山の恵みを、あたたかい鍋でどうぞ。
全国うまいマップ編集部