由来の物語
編集部しっとりとした薯蕷(じょうよ)の皮を割ると、なめらかなこし餡があらわれます。
やさしい甘さが、すっと舌の上で溶けていきます。
塩瀬総本家のはじまりは、なんと1349年。初代・林浄因が中国から日本へ渡り、肉を食べられない僧侶のために小豆を甘く煮て、餡入りの饅頭をこしらえたのが起源と伝わります。日本で初めての甘い餡だったそうです。やがてその饅頭は宮中に献上され、足利義政や徳川家康にも重んじられました。義政からは「日本第一番饅頭所」の看板まで贈られたといいます。
六百年を超えて受け継がれる、まさに饅頭の元祖。長い歴史ごと、しみじみと味わいたい一品です。
全国うまいマップ編集部
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