由来の物語
編集部夏の盛り、テーブルの真ん中で水がくるくると回っています。
冷たいそうめんを箸ですくい、つゆにくぐらせて、つるりと一気に。指宿の唐船峡は、平地よりひんやりとした谷あいにあって、回る水の冷たさが喉に心地よく抜けていきます。
この「回転式そうめん流し」が生まれたのが、まさにこの唐船峡。中華料理店の回転テーブルから着想を得て、湧き水を高く汲み上げ、落ちる水圧だけで器を回す仕組みが考え出されました。
使われる水は、一日およそ10万トンが湧き出す名水「唐船峡京田湧水」。年じゅう13度ほどの清らかな水が、そうめんをきりりと締めてくれます。
蝉しぐれの中、家族で囲む一杯。鹿児島の夏は、ここから始まります。
全国うまいマップ編集部
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