由来の物語
編集部日本料理の出汁を支える鰹節。
その名産地のひとつが、土佐市の宇佐です。
土佐の鰹節づくりは天正年間(16世紀後半)に紀州の漁師から製法を学んだことに始まり、改良を重ねて「土佐節」として知られるようになりました。なかでも強い火で燻して味を凝縮させる手火山式の本枯節は、芳醇な香りと深い旨みが格別です。
今では国内で作られる鰹節に占める高知県産の割合はごくわずかで、県内の製造工場も数えるほど。それでも手間を惜しまず伝統製法を守り続ける、貴重な逸品です。削りたての香りの違いを、ぜひ一度確かめてみてください。
全国うまいマップ編集部