由来の物語
編集部串に刺して塩を振り、炭火でじっくりと。
皮はぱりっと香ばしく、ふっくらした白い身はほろりとほどけます。ひと口頬張ると、すいかにも似た清らかな香りがふわりと鼻へ抜けていく——だから鮎は「香魚」とも呼ばれます。
四国三郎の異名をもつ大河・吉野川。その清流で、川底の石につく藻を食べて育った天然の鮎は、クセが少なく、上品で淡白な味わいです。釣りたてをしばらく生かして砂を吐かせ、氷で締めてから焼き上げる——その丁寧なひと手間が、澄んだうまみをぞんぶんに引き出します。
六月の解禁とともに始まる、徳島の夏の風物詩。塩焼きでまるごと、香ばしい頭からはらわたまで、どうぞ。
全国うまいマップ編集部
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