由来の物語
編集部湯気の向こうから、ふわりと甘く香ばしい牛のかおり。
スープをすすれば、牛骨のまろやかなコクとうまみが、口の中いっぱいに広がります。澄んでいるのに奥深い、倉吉自慢の一杯です。
鳥取県中部の倉吉あたりでは、戦後の昭和20年(1945年)ごろから、この牛骨ラーメンが食べられてきたと伝わります。鶏ガラが高価だった一方、牛骨はほとんどただ同然で手に入り、10時間以上煮込んでもしっかりだしが出たことが、牛骨スープの定着を後押ししたといわれます。長らく地元では「あたりまえの味」とされ、ご当地ものとは意識されていませんでした。2009年に「鳥取牛骨ラーメン応麺団」が結成され、メディアで紹介されるようになって、一躍知られる存在になりました。
何十年も愛されてきた、まちのふだんの味。倉吉に来たら、ぜひ一杯どうぞ。
全国うまいマップ編集部
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