由来の物語
編集部若狭湾で水揚げされた鯖を、京の都へと運んだ道。
それが「鯖街道」です。
冷蔵技術のない時代、塩でしめた生鯖を背負い、夜を徹して山道を歩きました。小浜から京都までおよそ一昼夜。たどり着く頃にはちょうどよい塩加減になっていたといわれ、京の人々に重宝されたそうです。実は一本の道ではなく、若狭と京を結ぶいくつもの街道の総称で、なかでも朽木を通る「若狭街道」がよく知られています。古くから若狭は朝廷に海の幸を納める「御食国」でもありました。
海の恵みが都の食文化を育てた、歴史の道。いまも鯖寿司やへしこといった鯖料理が、若狭の食卓を彩り続けています。
全国うまいマップ編集部
