由来の物語
編集部夜の駅前に、チャルメラの音が響く。
湯気の立つどんぶりに、とんこつと鶏ガラのスープ——敦賀ラーメンは、屋台から生まれたご当地の一杯です。
始まりは昭和28年(1953年)、敦賀に初めてのラーメン屋台が出たこととされます。当時は「中華そば」と呼ばれ、夜になると駅前に屋台が集い、列車の乗客や国鉄の職員たちがすすりました。
やがて国道沿いに移り、多いときには15台もの屋台が並ぶ「ラーメン街道」もできたと伝わります。港町・敦賀の人や物の行き交いが、この夜の文化を育てました。
あっさりとコクが同居するスープを、ずずっと。今も屋台が灯る、敦賀の夜の味です。
全国うまいマップ編集部
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