由来の物語
編集部切り分けると、断面に龍が雲間を舞う姿が現れる——京菓子の名門・俵屋吉富が手がける棹菓子「白雲龍」です。
俵屋吉富は宝暦五年(一七五五年)創業の老舗。代表銘菓「雲龍」は、相国寺に伝わる雲龍図に着想を得て、七代目が小倉餡を村雨餡で巻き上げて生み出しました。生菓子でしか表せなかった味わいを、日持ちのする棹菓子として実現した画期的な一品です。その白餡仕立てがこの「白雲龍」。雲の彼方を翔ける白い龍の姿をあらわしています。
しっとりとした村雨餡と、なめらかな餡が織りなす上品な甘さ。茶席にもふさわしい、格調高い京銘菓です。
全国うまいマップ編集部
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