由来の物語
編集部まるでガラス細工のような、繊細な飴のひとひら。
そっと口にふくむと、サクサクッと軽やかに砕け、すうっと溶けながら、ほのかな甘さだけが舌に残ります。冬にしか出会えない、仙台の幻の銘菓・霜ばしらです。
醸すのは、1675年創業の老舗・九重本舗玉澤。職人が毎朝の気温や湿度を見極めながら、冬のあいだだけ手づくりする干菓子です。とても壊れやすいため、缶の中はもち米のらくがん粉でやさしく満たされています。
粉をそっとよけて、ひとひらをつまみ出す——その所作からもう、特別なひととき。冬の朝霜が立つ姿になぞらえた、口どけのうつくしいお菓子です。
全国うまいマップ編集部
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