由来の物語
編集部オーブンから取り出すと、割れた断面からとろりと蜜があふれ、湯気とともに甘い香りが立ちのぼります。
スプーンですくえば、クリームのようにねっとりとして、口の中でほどけていく濃密な甘さに驚かされます。
種子島の安納地区で育つこのさつまいもは、生の状態でも糖度が十六度ほどあり、焼くとさらに甘みが凝縮します。霜のほとんど降りない温暖な島と、ミネラル豊かな土壌が、この蜜のような味わいを育てます。地理的表示にも登録された、島が誇る一品です。
焼き芋にして頬張れば、それはもうスイートポテトのよう。寒い季節に一本、ほくほくと味わいたくなる甘さです。
全国うまいマップ編集部
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