由来の物語
編集部冷たい味噌汁を、あつあつのご飯にざっとかける。
きゅうりや大葉の香りがふわりと立ち、するすると箸が進みます。暑さで食欲が落ちる夏も、これならいくらでも。
冷や汁は宮崎平野を中心に伝わる郷土料理です。農民たちが暑い夏の農作業の合間に、麦飯へ水で溶いた味噌をかけて食べていたのが元になったといわれ、もとは「農民食」「陣中食」とも呼ばれていました。古くは鎌倉時代の僧侶が広めた汁かけ飯に起源があるとも伝わります。
戦後、各家庭で工夫が重ねられ、手のかかる一杯へと育ちました。
夏の宮崎を、一口で感じられる味です。
全国うまいマップ編集部