由来の物語
編集部ひとつまみ舌にのせると、角のないまろやかな塩気がゆっくり広がります。
瀬戸内の海と、降りそそぐ太陽、吹き抜ける風が育てた坂出の塩です。
雨が少なく日照に恵まれた坂出は、古くから塩づくりに適した土地でした。「讃岐のエジソン」とも称される久米通賢が、文政7(1824)年から広大な入浜式塩田を築き、3年半をかけて完成させたと伝わります。やがて塩は、砂糖・綿と並ぶ「讃岐三白」のひとつとして、坂出の名を全国に広めました。
土地の歴史と人の知恵が結晶した塩。料理にそっとひとふりすれば、瀬戸内のおだやかな風景が浮かんでくるようです。
全国うまいマップ編集部
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