由来の物語
編集部大きな木枠の蓋を開けると、彩り豊かな具がぎっしり。
酢飯が見えないほど散らされた錦糸卵、でんぶ、穴子、そしてしゃきしゃきの岩国れんこん。何段にも重ねて押し固めた断面は、まるで宝石箱のような華やかさです。
岩国寿司は「殿様寿司」とも呼ばれる、城下町・岩国に伝わる押し寿司です。江戸時代、岩国を治めた吉川家が、合戦に備えた保存食として作らせたのが始まりと伝わります。一度に大人数分を仕込むため、木枠は大きなもので60センチ四方にもなり、押し蓋の上に人が乗って押し固めたほどでした。
お祝いの席に欠かせない、めでたい一品。岩国が誇る、豪華絢爛な郷土寿司です。
全国うまいマップ編集部
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