由来の物語
編集部鮮やかな紅色の肉に、繊細なサシがきめ細かく散ります。
口に運べば、脂がするりとほどけて溶けていく——そんな上品な甘さが広がります。
育てているのは、広島県庄原市。日本最古の蔓牛のひとつ「岩倉蔓」の血を引く黒毛和牛で、かつての地名「比婆郡」がその名の由来です。脂にはオレイン酸が多く含まれ、融点が低いため、口の中の温度でとろけてしまうほど。全国和牛能力共進会で二大会連続の日本一に輝き、令和元年には地理的表示保護制度に広島県で初めて登録されました。
頭数が少なく「幻の和牛」とも呼ばれる一頭です。すき焼きでも、塩で炙る一枚でも、その溶けるような口どけをぜひ味わってみてください。
全国うまいマップ編集部