由来の物語
編集部つるりと啜ると、想像よりずっとコシがある。
3〜4ミリほどの細い麺が、たっぷりのお出汁をまとって、するすると喉を通っていきます。
細いのに頼りなくないのは、生麺をしっかり茹で上げているから。短い時間でさっと火が通り、お出汁もよく絡む——だから一口目から、いりこの利いた汁の香りと麺がひとつになって押し寄せてきます。
呉でうどんといえば、この細うどん。「早く、おいしく」食べてもらうために、麺を細く切ったのが始まりと伝わります。
手早く啜れて、それでいて満たされる。湯気の向こうに、港町の慌ただしくも温かい食卓が見えてくる一杯です。
全国うまいマップ編集部
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