由来の物語
編集部あつあつのご飯にのせて、ぱりぱりと——磯の香りが、口いっぱいに広がります。
向こうが透けて見えるほど薄い、緑の一枚。これが島根の春の味、板わかめです。
板わかめは、わかめを一本ずつ手で広げてすだれ状に並べ、低温でじっくり乾かしたもの。味付けは一切せず、わかめ本来の風味とうまみをそのまま閉じ込めます。地元では「めのは」とも呼ばれ、朝ごはんのお供として親しまれてきました。食べる直前にさっとあぶると、香りが立ち、ぱりぱりの食感がいっそう引き立ちます。
手でもみほぐして、湯気の立つご飯にぱらり。潮の香りとほどよい塩気が、何杯でもご飯をすすめます。
全国うまいマップ編集部