由来の物語
編集部皮をむくと、いつものみかんよりも色が濃く、香りが深い。
ひとくちで、とろりとまろやかな甘みが広がります——海南市下津町の「蔵出しみかん」です。
下津のみかんは、収穫してすぐには出荷しません。土壁の蔵で数か月ねかせることで、酸味がやわらぎ、甘みと旨みがぎゅっと凝縮されるのです。この貯蔵の技は、江戸時代から受け継がれてきたと伝わります。
そのみかん作りの仕組みは「下津蔵出しみかんシステム」として、平成31年に日本農業遺産に認定されました。
冬を越して熟成された、ひと味ちがう甘さ。寒い季節に出会いたい一品です。
全国うまいマップ編集部
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