由来の物語
編集部番茶でさらりと炊いたお粥を、ふうふうと冷ましながらすすります。
米の甘みのあとに、ほうじ茶のような香ばしさがふっと抜けていく——和歌山で「おかいさん」と親しまれてきた一杯です。
山がちで平地の少ない和歌山では、少ないお米でお腹を満たす知恵として、茶粥が暮らしに根づいたと伝わります。とくに紀南では、一日に何度も食べる日常食だったといわれます。
さつまいもや里いもを入れて、ごちそうにすることもありました。今もスーパーには茶粥用のお茶パックが並び、お年寄りの食卓に受け継がれています。
胃にやさしく、ほっとする。和歌山の毎日の味です。
全国うまいマップ編集部
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