由来の物語
編集部早咲きの河津桜が町を染める頃、和菓子店の店先に並ぶのが、ほんのりピンク色の桜まんじゅうです。
河津町は河津桜発祥の地。その春の風物詩にちなんだまんじゅうは、桜色の生地で餡を包み、塩漬けにした桜の葉をまとわせたものが定番です。西伊豆・松崎町産の上質な桜葉を使う作り手もあり、桜餅のようなやさしい香りがふわりと立ちます。中身はこしあんのほか、温州みかんやニューサマーオレンジを合わせた地元らしいバリエーションも。
ひと口頬張ると、桜葉の塩気とあんの甘さが溶け合い、口いっぱいに春が広がります。やわらかな生地と、葉の塩漬けのほどよいアクセント。お花見のお供に、ひと足早い春の味です。
全国うまいマップ編集部