由来の物語
編集部とろりとした口あたりと、やさしい甘さ。
寒い夜に一杯飲めば、体の芯までぽかぽかと温まる。それが掛川の葛湯です。
掛川は秋の七草のひとつ・葛の産地で、古くから東海道の名物として知られてきました。葛の根からとった葛粉に上質な澱粉と糖を合わせ、昔ながらの手づくりで仕立てます。創業120年を超える老舗「桂花園」の「丁葛」はその代表格で、ゆずや生姜など季節の味も揃います。
お湯を注いでひと混ぜすれば、つやつやと透き通り、なめらかなとろみが立ちのぼります。ひと口含むと、ほのかな甘みがゆっくり広がり、喉ごしはなめらか。湯気の向こうに、ほっとひと息つける時間が待っています。
全国うまいマップ編集部