由来の物語
編集部だしをたっぷり含んだ海老芋に、箸をすっと入れると、ほろりとくずれそうでくずれない。
きめ細かくねっとりとした舌ざわりと、上品な甘みが口いっぱいに広がります。
エビのように反った形と縞模様が、その名の由来。磐田に持ち込まれたのは昭和のはじめで、肥沃な天竜川流域の土がよく合い、いまでは生産量日本一を誇ります。夏のあいだ、何度も手作業で土を寄せることで、あの美しいエビ型に育つのです。手間をかけるほど、形も味も良くなります。
煮込んでも煮くずれしにくく、京料理の高級食材としても重宝される逸品。じっくり炊いた煮物で、上品な味わいをどうぞ。
全国うまいマップ編集部