由来の物語
編集部黒く濃いつゆの中に、串に刺さった具がずらりと並びます。
引き上げたら、削り節の「だし粉」と青のりをぱらり。これが静岡おでんの食べ方です。
つゆが黒いのは、牛すじなどでとっただしを濃口醤油で味つけし、長年つゆを継ぎ足してきたから。戦後、捨てられていた牛すじやモツを具にしたところ評判になったと伝わります。青のりは、清水の海苔養殖で出る細かいカスを捨てずにかけるようになったのが始まりとされます。
駄菓子屋の店先でも親しまれてきた、静岡の人の誇り。食べ終わった串を数えてお会計、という気軽さもこのおでんならではの魅力です。
全国うまいマップ編集部