由来の物語
編集部だしに溶かせば、ふわりと立ちのぼる香ばしさ。
淡い色あいからは想像できないほど、すっきりとした旨みとコクが、お椀いっぱいに広がります。
信州味噌は、米麹と大豆で仕込む「米味噌」の代表格。淡色で辛口、さわやかな香りが身上です。そのはじまりは鎌倉時代、信濃出身の僧・心地覚心が、安養寺で味噌づくりを広めたことにあると伝わります。戦国の世には武田信玄が兵糧として作らせ、信州の地に根づきました。1923年の関東大震災では、被害を免れた信州から味噌が救援物資として送られ、首都圏で評判となって全国へ広まったといわれます。
いまや国内で作られる味噌の、およそ半分が信州味噌。日本の食卓を支える、信州自慢の一品です。
全国うまいマップ編集部



