由来の物語
編集部あんこ、ずんだ、くるみ、ごま、納豆——色とりどりのお餅が、お膳いっぱいにずらりと並ぶ。
ひと皿ごとに味が変わる、おめでたい席のごちそう、一関のもち膳(もち本膳)です。
この地のもち食文化は、江戸時代の仙台藩に由来すると伝わります。毎月一日と十五日に餅をついて神仏に供える習わしが広まり、季節の節目ごとに餅を食べる『もち暦』が生まれました。冠婚葬祭の儀礼の席では、仕切り役の口上にあわせ、作法にのっとって本膳をいただきます。
一関には三百種を超える餅の食べ方があるとも。餅づくしの食卓を、心ゆくまでたのしんでください。
全国うまいマップ編集部