由来の物語
編集部闇に生き、闇に消えていく忍者——その生きざまを一粒の饅頭に閉じ込めた、伊賀ならではのお菓子です。
司馬遼太郎の直木賞受賞作『梟の城』にちなんで生まれた「梟の城」は、竹炭をねり込んだ漆黒の生地で、忍びの世界を表現しました。
手がけるのは、江戸時代から藤堂藩の御用商人として続いてきた伊賀上野の老舗・桔梗屋織居。真っ黒な見た目とは裏腹に、黒糖と黒豆餡のしっとりやさしい甘さが口いっぱいに広がります。忍者の里・伊賀を旅した記憶とともに味わいたい、見た目も物語も心に残る一品。お茶を淹れて、本のページをめくりながら味わえば、伊賀の夜の静けさまで思い出せそうです。
全国うまいマップ編集部
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