由来の物語
編集部白くまぶされた砂糖の下から、やわらかな求肥がのぞきます。
口に入れると、まず和三盆の砂糖がすっと溶け、続いてもっちりした求肥と、中の白小豆あんの上品な香りがふわりと広がっていきます。
作るのは、高岡の山町筋で天保9年から続く老舗・大野屋。希少な備中白小豆のあんを求肥でくるみ、和三盆糖をまぶした、ひと口サイズの可憐な餅菓子です。名は、歌人・大伴家持が立山を詠んだ歌にちなみます。明治の昔から、この店を代表する銘菓として作り継がれてきました。
口どけのよい砂糖と、やわらかな求肥、白小豆の香り。三つが重なる、上品なひと粒です。
全国うまいマップ編集部
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