由来の物語
編集部薄く引かれた鯉のあらいを、酢味噌でひとつまみ。
冷たく締まった身は、こりっと歯ごたえよく、くせのない上品なうまみが舌に残ります。味噌仕立てのこいこくは、とろりと濃厚。冬は体の芯まであたたまります。
小城市は、清らかな水に恵まれた土地。鯉を冷たい清水のいけすでしばらく泳がせると、身が引き締まり、泥くささがすっかり抜けるのです。この清らかな水こそ、鯉料理のおいしさの秘密です。
あらいに、こいこく、うま煮——一尾でいくつもの料理に姿を変えます。山あいの谷には、鯉料理のお店がずらり。名水で名高い清水の滝を訪ねたあと、その清らかな水が育てた一皿を味わってみてください。
全国うまいマップ編集部