由来の物語
編集部炭火の上でジュウジュウと脂をしたたらせる、こんがり焼けた串たち。
ぷりっとした「ダルム」を頬張れば、香ばしい焦げと弾力ある食感に、つい次の一本へ手が伸びます。
久留米の焼きとりは、「焼きとり」と言いながら主役は豚。とろける豚バラに、ダルムと呼ばれる豚の白モツ——鶏だけにとどまらない、自由な串の文化が根づいています。屋台から広がったこのスタイルは、廉価で滋味深く、街の人々の胃袋をつかんできました。
久留米は、人口あたりの焼きとり店の数が全国トップクラス。2003年には「焼きとり日本一」を宣言したほどの、筋金入りの焼きとりの街です。
冷たいビールを片手に、煙の向こうで焼ける串を待つ。そんな夜が、よく似合います。
全国うまいマップ編集部