由来の物語
編集部殻を開けると、肉厚でクリーミーな身がたっぷり。
濃厚な旨みの奥に、さわやかな甘みがふわりと顔を出します。
育つのは島根県・隠岐の海士町。厳しい規格をくぐり抜けた岩牡蠣だけが「春香」を名乗れます。生での出荷は全国でも珍しい三月から五月だけ。海水温が十七から十九度のこの時期こそ、旨みが最ものった瞬間だからです。一つひとつ海中で吊るし、すべての牡蠣に栄養が行き渡るよう手をかけて育てられ、築地で最高値がつくこともある高級食材です。
つるりと口に運べば、隠岐の澄んだ海がそのまま広がるよう。春だけの濃厚な一粒を、ぜひ味わってみてください。
全国うまいマップ編集部