由来の物語
編集部こんがり焼けた鮎にかぶりつくと、皮はぱりっと香ばしく、身はふんわりほろり。
清流の香りが鼻に抜けます。
吉野川の鮎は、清らかな流れのなかで川底の苔を食べて育ちます。その独特の香りから「香魚」とも呼ばれ、夏を代表する川の幸として親しまれてきました。なかでも塩焼きは、鮎の魅力をまっすぐに味わえる王道。串を打って遠火でじっくり焼き上げると、ほどよく脂がのった身がふっくらと仕上がります。
初夏の解禁とともに旬を迎え、宿や料理店では塩焼きを中心にした会席も楽しめます。頭からはらわたまで、ほろ苦さも含めてまるごと味わうのが通の食べ方。清流が育てた夏の味を、ぜひ。
全国うまいマップ編集部