由来の物語
編集部「くすりの町」として知られる高取町(たかとりちょう)には、千年を超える薬草の歴史があります。
その起源は飛鳥時代。日本書紀によれば、推古19年(611年)に宮中行事として「薬猟(くすりがり)」が行われたと記されています。やがて中国から伝わった医薬の知識をもとに家伝薬が作られ、修験者の手で大和の薬が全国へと広まりました。これが「大和売薬」の興りです。
豊かな自然のなかで育つ薬草は、今も町の宝。大和当帰を使ったお茶やお菓子も生まれています。長い時を超えて受け継がれてきた薬の文化が、高取町には今も静かに息づいています。
全国うまいマップ編集部