由来の物語
編集部熱々の鉄板の上で、ソースがじゅうじゅうと音を立てる。
ケチャップをまとった麺に生卵をからめれば、とろりとまろやかで、どこか懐かしい味わいが口いっぱいに広がります。
関西の喫茶店や洋食店では、鉄板にのせた焼きそばやスパゲティを「イタリアン」と呼ぶ文化があります。バターやケチャップでこっくりと味つけし、あつあつの鉄板のまま供されるのが特徴です。やわらかな太麺に生卵をからめて食べるスタイルも親しまれてきました。豊中でも、こうした昭和の洋食の味が今に受け継がれているとされます。
イタリア料理とはひと味違う、関西生まれの「イタリアン」。鉄板の上で湯気を立てる、懐かしくも新しい一皿です。
全国うまいマップ編集部