由来の物語
編集部皮ごとひと粒、ぱりっと噛めば、あふれる果汁とともに上品な甘さがほどけていきます。
畑いっぱいに垂れさがる房の影で、もぎたての一粒を口に運ぶ——勝沼の秋は、そんな贅沢からはじまります。
甲州市勝沼は、日本のぶどう栽培発祥の地のひとつと伝わります。日本固有の品種「甲州」のふるさととしても知られ、その栽培の歴史はおよそ千年前にさかのぼるとも言われます。内陸特有の大きな寒暖差、長い日照、少ない雨——この土地の風土が、甘く実を充実させてきました。
甲州、巨峰、シャインマスカット。畑ごとに個性の光る粒たちが、いまも勝沼の丘を彩ります。夏から秋へ、たわわに実る山梨自慢の味覚です。
全国うまいマップ編集部