由来の物語
編集部鉄板の上でじゅうじゅうと音を立て、ふたで押さえてこんがり焼き目をつける。
ソースがじゅわっと染みた一枚は、外は香ばしく、中はもっちり——行田名物「フライ」です。
名前に反して揚げ物ではありません。小麦粉を水でゆるく溶いた生地を鉄板に薄く流し、刻んだねぎや豚肉を入れて両面を焼く、お好み焼きに近い粉ものです。
生まれたのは大正のころ。安く手に入って腹持ちもよかったことから、足袋づくりで栄えた行田の工場で働く人たちに大人気となり、まちの味として根づきました。
ソースの香りに誘われる、あつあつの一枚。ぜひほおばってみてください。
全国うまいマップ編集部
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