由来の物語
編集部ひと口噛むと、ぐっと押し返してくる弾力。
さらに噛むほどに、奥からじわりと旨みがにじみ出してきます。赤みの強い、きゅっと締まった肉。脂は重たくなく、噛みしめるたびに澄んだコクが広がっていきます。
名古屋コーチン、薩摩地鶏と並ぶ日本三大地鶏のひとつ。秋田県の比内鶏を改良して生まれた鶏で、放し飼いや平飼いで百五十日以上もかけてじっくり育てられます。長く生きた鶏ならではの、しっかりした歯ごたえと濃い香り。
きりたんぽ鍋の出汁にすれば、骨からあふれる旨みでスープが琥珀色に染まります。焼いて塩だけでも、噛むほどに味の出る滋味深い一羽です。
全国うまいマップ編集部