由来の物語
編集部岩谷堂箪笥は、重厚な金具と美しい木目が際立つ、奥州市江刺に伝わる伝統の和箪笥です。
その起源は天明年間(1781〜1788年)にさかのぼり、当時の岩谷堂城主が家臣に木工家具の商品化を研究させたのが始まりと伝わります。この地は平泉文化を築いた藤原氏の初代・清衡ゆかりの土地でもあり、古くから木工や鋳金の技が深く根づいていました。欅や桐に漆を塗り、手打ち手彫りの堅牢な金具を打ち付けた佇まいは、1982年に国の伝統的工芸品に指定されています。
職人の手仕事が生む重厚な存在感と、使い込むほどに深まる味わい。暮らしのなかで長く受け継がれていく、東北の工芸文化の粋です。
全国うまいマップ編集部
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