由来の物語
編集部三角形のすがたに、夏越の祓の願いが込められた和菓子です。
福山市の老舗・虎屋本舗が、六月の行事菓子として作る水無月です。水無月はもともと京都発祥の和菓子で、氷を思わせる三角形の外郎生地に、魔除けの意味を持つ小豆をのせた縁起菓子。一年の折り返しにあたる六月末に、半年の穢れを祓い、残り半年の健康を祈っていただく習わしがあります。
もちもちの生地と小豆の素朴な甘さが、本格的な夏の訪れを告げてくれます。元和六年(一六二〇年)創業の老舗が丁寧に仕立てる、季節の風物詩。涼を感じながら、ひと切れ味わってみてください。
全国うまいマップ編集部
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