由来の物語
編集部紅白ひと組の干菓子に、能の世界の余韻が宿ります。
手がけるのは、寛永11年(1634年)創業、尾張藩御用をつとめた老舗・両口屋是清。「二人静」の名は、十一代目の主人が庭に咲く植物「フタリシズカ」の美しさに着想を得て名づけたもの。その植物の名は、世阿弥の能「二人静」に由来します。
徳島産の阿波和三盆を使い、紅白の二枚を寄り添わせた、淡くとろけるような干菓子です。口に含むとほろりと崩れ、上品な甘さが静かに広がっていきます。寄り添うふた粒の姿は、どこか優美な舞を思わせます。茶席に映える格調と、約390年の歴史が織りなす逸品を、ぜひ味わってみてください。
全国うまいマップ編集部
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