由来の物語
編集部つるりとすすれば、まず鼻いっぱいに芳醇な香り。
噛みしめるほどに、ほんのりとした甘みが追いかけてきます。常陸秋そばは、その豊かな香りと深い甘みで「玄そばの最高峰」とも呼ばれる、茨城が誇るそばです。
生まれは茨城県常陸太田市・金砂郷の在来種です。県の農業試験場が三年余りの歳月をかけて選び抜き、育て上げた品種で、実が大きく粒ぞろいがよく、黒褐色の見た目まで美しいと評判です。
そば通たちがその一杯を求めて、わざわざ県外からも足を運ぶほど。打ちたて、茹でたてを、まずはそのまま——立ちのぼる香りをじっくり味わいたいそばです。
全国うまいマップ編集部
