由来の物語
編集部甘く煮含めたお揚げに、かぷり。
じゅわっと広がる出汁の甘みのあとから、くるみのコリッとした食感や、そばのほのかな香りがひょっこり顔を出します。笠間いなり寿司は、中身の変わり種が楽しい、にぎやかな一品です。
笠間稲荷神社は、かつてくるみの林があったことから「胡桃下稲荷」とも呼ばれてきました。その縁にちなんで、門前町にはいなりにくるみを詰める店が多いのです。酢飯のかわりに味つけしたそばを詰める「そばいなり」も、地元のそば店から生まれた名物です。
ひとつ食べるたびに、中身がちがう。おいしい当てっこをするように、ついもうひとつと手が伸びる味です。
全国うまいマップ編集部
