由来の物語
編集部ひと切れ口に運ぶと、麹の甘みと発酵のうまみがふわり。
米とともに漬け込まれたハタハタが、しっとりと舌にとろけます——秋田の正月に欠かせない、ハタハタ寿しです。
これは魚を塩と米、麹で漬け込み、発酵させた「なれずし」の一種。米どころ秋田らしく、ご飯と麹をたっぷり使うのが特徴です。「ハタハタなしでは正月を迎えられない」といわれるほど、暮らしに根づいた魚。1602年に久保田藩へ献上された記録もあり、古くから祝いの席のごちそうとされてきました。
寒い季節にじっくりと時間をかけて仕込む、ハレの日の発酵食です。
全国うまいマップ編集部
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