由来の物語
編集部あつあつの味噌汁に、すりつぶした納豆をふわっと溶かし込みます。
納豆のとろみとコクが汁全体にからみ、ひと口すするごとに、体の芯からじんわり温まっていく——秋田県南に伝わる、大曲の納豆汁です。
煮干しのだしに里芋や油揚げ、きのこ、山菜などを煮込み、味噌で仕立てたところへ、すりおろした納豆を加えます。仕上げにねぎとからし菜をのせるのが本場流。発酵食品の王様・納豆と味噌が溶け合った、滋味深い一杯です。大仙市では2008年ごろから「大曲納豆汁」として地域をあげて売り出し、いまでは市内の多くのお店が提供しています。
雪深い冬の食卓に、ほっと染みわたる郷土の味。一度食べると、忘れられなくなります。
全国うまいマップ編集部
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