由来の物語
編集部こげ茶色に照り輝く三角形の駄菓子。
かじると、外側は黒糖の蜜がジャリッと砕け、中はしっとり。口いっぱいに、黒糖の深いコクと素朴な甘さが広がります。
げたんはは、小麦粉と黒糖を合わせて焼いた生地に、黒糖の蜜をたっぷりとしみ込ませた鹿児島の郷土菓子です。かつて米の集荷地として賑わった横川町、今の霧島市で、訪れる人をもてなすお茶うけとして作られてきました。一度は途絶えかけたものの、二〇〇〇年代に地元の手で再現され、再び親しまれる味となりました。
濃い緑茶とあわせれば、黒糖のコクがいっそう引き立ちます。素朴で飽きのこない、ふるさとの甘さです。
全国うまいマップ編集部